トランクひとつで暮らす(準備編)

片づけ・断捨離をはじめて、身軽でコンパクトな生活へ。の準備記録。

『増やす男と、捨てない女の片づけ術』を読んでみた。


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読んだのは少し前ですが、この本を読んで印象に残ったこと感じたこと等を書いてみたいと思います。

 読んだのはこちら。

『増やす男と、捨てない女の片づけ術』

 

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様々な実例は自分に置き換えて考えるきっかけに

様々な片づけ本がある中で、これだけ実例が挙げられている著書を読んだのは私にとっては初めてだと思います。片づけ方法が書かれたものは数々あると思いますが、実例というのは、それぞれの家族の心情・関係性、その場の空気感までも想像させるため、読んでいて途中胸が苦しくなることもありました。

 

様々な年代の様々な夫婦・家族の例が登場します。

我慢の蓄積が見栄っ張りに変貌し片づけられなくなった主婦、

自信とこだわりがあるがゆえに片づけられなくなった完璧主義の夫の話、

セレブ夫妻に起きた片づけ問題、

仕事引退後の夫婦が直面した片づけ問題、

お嬢様育ちの主婦が片づけられなくなった原因、

仕事・お金の問題が家族の心を歪ませモノがあふれてしまった家の話、、

等々実に様々。

 

著者自身の失敗談(片づけられない女だったそう)も書かれている一方で、うまくいっている夫婦家族の様子についても触れています。

片づけビフォー・アフターのカラー写真もなかなかの見ごたえ。上には上がという言い方は当てはまらないかもしれませんが、ビフォー写真を見るとついそんな気持ちに。

 

片づけというのは、家族内の関係、コミュニケーションと密接なものだということを再認識できました。

 

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「他人の家の片づけ」に向き合うのはセラピストと同じかも 

片づけられない(片づけられなくなる)きっかけというのは、本当に人それぞれ千差万別なのだなと。

 

精神科医、セラピスト、カウンセラーと呼ばれる仕事は、人の心の問題から目をそむけずに、相手がどんな状況であれしっかり最後まで向き合うことが基本とされ、また、それを要求されるとても素晴らしく同時に過酷な職業でもあると思います。

 

「整理収納アドバイザー、片づけコンサルタント、片づけ士、片づけコンシェルジュ、、」その肩書きや表現の仕方は様々ですが、こうした人々は基本的にセラピストやカウンセラーと同等の素養が必要なのかもしれないと改めて感じました。

 

著書を読んで、こうした職業の方々のすごさ(体力はもちろん特に精神面)に感心せずにはいられませんでした。(個人的には物質的なモノを片づけたり手伝うことはできても、人の家の片づけ事情、家庭事情、メンタル、そうしたものと向き合ったり受け止めたりする自信はまるでないからです。。)

 

回収・片づけ・掃除等を専門に請け負う業者さんももちろん大変ですが、出来上がった状態を依頼主に渡すのと、本人たちを指導して、彼らの理想・ゴールと思われる状態へ一定期間をかけて導くというのは、やはりまた異なるものだと思います。

 

相手に納得してもらいつつ本人たちの手で自分の家・部屋を片づける方向に導くという仕事は、相手の感情・思考をよく知り(基本的には)さじを投げることなく真摯に忍耐強く本人たちが望む状態にし、喜びをもたらす(前向きに生活できる状態にする)、というところまで持っていくことが使命です。片づけが好きなだけでなくメンタルが丈夫でないと務まらない職業。本当に脱帽です。

 

誰ひとり同じ人はいなくて、全く同じ家庭環境もない、考え方も暮らしぶりも人それぞれ。

 

他の人も自分と同じような片づけ問題を抱えているのだろうか、、そんなふうに思い悩み片づけに疲れたり迷ったりしている人々も、この著書で実例を垣間見つつ、また新たな気持ちになれるといいなと思います。

 

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家族、周りとの関係・コミュニケーションの変化で、どんなふうに人の片づけ方や部屋の様子が変わっていくのか、この著書でそんなことにも興味を持ちました。またそれらに関する本を見つけたら読んでみたいです。

 

そして、今後、私自身もその時々の自分に合った片づけを見つけたり試したりして、小さな変化・進歩を楽しんでいこうと思います。

 

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