トランクひとつで暮らす(準備編)

片づけ・断捨離をはじめて、身軽でコンパクトな生活へ。の準備記録。

「デジタル遺品」の片づけについて考えてみた。


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随分遅いのかもしれませんが、「デジタル遺品」という言葉を2ヵ月程前に初めて知りました。お盆も近いと、原爆の日終戦記念日など死にまつわる様々なことについて思いを馳せる時期でもあり、デジタル遺品について自分なりに色々考えてみました。

 

NHKのクローズアップ現代という番組内で「デジタル遺品」について特集をしていたときに、その言葉を知りました。晩年を迎え自分のパソコンデータの整理に悩む人や、故人のデジタル遺品と様々な向き合い方をする遺族などが紹介され、自分自身に置き換えて色々考えるよいきっかけになりました。

 

(放送からだいぶ経った先日、なんとなく気になってネット検索してみたら、番組公式サイト内で放送内容すべてをテキストで見ることが可能になっていました。文字で改めて読むとより理解しやすいです。)

 

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デジタル遺品にどう向き合うか

「デジタル遺品」という言葉はいつから存在するのか。比較的近年なのか、自分が知らなかっただけでもっと以前からあったのかはわかりませんが、パソコン・スマホタブレット、といった個人情報の詰まったデジタル機器も、持ち主が亡くなれば他の持ち物同様、当然遺品になります。

 

私自身も、以前からパソコン内のファイル等データ整理をしなくてはと思いつつ、今やっている「片づけ祭り」は目に見える物質的なモノを減らしてすっきりさせることがまず第一段階なので、データ整理はその後に手を付ける予定でいます。

・第2回、片づけ祭り♪ スタート : 前回より時間をかけさらにコンパクトに。

 

私の場合さしあたって考えるべきは、自分のデータ整理と(親が亡くなった場合は)親のパソコンデータと携帯電話をどうするか、あたりだと思います。

 

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自分のデジタル整理をどうするか。

・晩年になって片づけに追われるのは避けたいので、パソコンデータも今のうちから整理し、今後はこまめに定期的に削除する。

 

・“25歳を過ぎたら「思い出品」は整理すること”、と、こんまりさんも著書で書かれていたと思うので、その年齢が遠い過去になっている私はパソコン内の写真類は基本的に未練なく順次削除する予定。

『人生がときめく片づけの魔法』

 

・仕事その他で一定年数は保存が必要なデータは残しつつも、毎年定期的に不要ファイルは削除予定

 

・一度デジタルデータの一覧をきちんと作ってみる。(ネット銀行口座やネット通販その他のアカウント等、わかる範囲で洗い出しまとめてみる。よく利用するもの以外自分でも忘れているものが多そうなので。)

 

・(親より先に亡くなることを想定した場合)、上記番組内で紹介されていた「データサルベージ」のようなデジタル遺品整理サービスの専門会社に頼んで、PCデータ(可能なら携帯電話も)を完全消滅(粉砕)してもらうよう、身内にお願いしておく。(中身は見ずに粉砕希望)

 

・最終的にはデジタルデータに限らず、自分のエンディングノート的な身内他への必要事項申し送り、お願いをまとめる。

 

・死ぬ前も死んだ後も、できるだけ周囲の人間に迷惑をかけない・煩わせない、ということを念頭に置けば、自分のデータ整理も捗るはず。

 

自分のパソコンデータに関しては、今のところこんな方針でいます。実際色々整理したりまとめるとなるとかなり時間はかかりそうですが、不要なものは常に削除する方向で実行していくつもりです。

 

(とはいえ、年々、様々なインターネットサービスやクラウドサービスへの依存度も増えてきて、デジタルデータの完全消去というのは、思うほど単純ではないかもしれない。。

 

ただ、基本的には、以前読んだ著書に書かれていた、「あなたが死ねばみんなゴミ。」という強烈なフレーズを思い出し、生きている間にできるだけの片づけ・消去作業はしておきたいと思います。)

・『「捨てる!」技術』を読んでみた。

 

今はパソコン内に限らず、その便利さからweb上にデータ保存するサービスを利用している人も増えています。

もし急に自分が死んだら、パソコン内のデータだけでなくこうして書いたブログ等も自分で削除したりできなくなるので、web上にゴミを残すことになるなぁと申し訳ない気持ちにもなりますが、webの世界とはそういうものとある程度割り切る必要もあるのかも。(宇宙にさまよう役目を終えた無数の人工衛星やロケットの残骸みたいに)

 


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親のデジタル遺品をどうするか。

・パソコンを使うのは父親のみ。もし亡くなった場合は、基本的に中身を見ずに、デジタル遺品整理サービス専門会社に依頼して、すべてのデータを完全消滅してもらう。

携帯電話は両親ともに所持。こちらも同様に処理する予定。

 

デジタルデータ以外でも亡くなった場合に何をどうしてほしいか、本人たちからは一部を除きそれほど細かいことはまだ聞いていないです。お墓に関する話は済んでいますが。今後何かしら本人の意思確認ができればまた話は別ですが、特に何も申し送りがなければ、個人的には親のものであっても中身を知りたいとは思わないので、(個人を尊重する意味でも、パンドラの箱を開けないためにも)見ないでハードディスク粉砕を依頼するのがベストかなと現時点では考えています。

 

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(デジタル遺品整理のサービスというのはその高い技術もさることながら、きめ細かいサービス内容も用意されているらしいということも今回初めて知りました。まさにパソコンの死に化粧・エンバーミングなんだなと。

・遺族が見なくてもよいもの・心を痛めると思われるあらゆるデータを処理し、よい状態にしてパソコンを遺族のもとへ戻す。

・生きているうちから本人自身が、亡くなった場合のデータ整理に関する依頼をしておく。等)

 

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時代に合わせ柔軟に対応する

パソコン、インターネットとデジタル周りの進化が速すぎて、これらに疎い私としては今後はますます複雑化するデジタルの世界にわからないことは増えていく一方だろうし、各個人がこうしたものとの距離の取り方もより問われていくと思います。

デジタル遺品整理に関するサービスもより多様化していくのでしょう。

 

10年後にはどんなデジタル世界が存在しているのか。面白くも怖くもあるけれど。その時々に合ったデータ保存・整理を心掛けていきたいものです。

 

片づけ祭り中の今、番組をきっかけに「デジタル遺品」について色々意識したり考えたりできたのはよかったです。

パソコン内・web上は容量さえあればいくらでもモノが放り込めてしまうので(情報の非物質性というらしい)、PC内を汚部屋・ゴミ屋敷にしないためにも、他の物と同様にデジタルデータの片づけも今後しっかりやっていこうと思います。

 

(長く生きればきっと誰もが経験するであろう様々なものの遺品や整理についても、けして後ろ向きにとらえるのではなく。日頃からきちんと受け入れながら考えていくことも、大事なのかもしれませんね)